セッケンヅクリ

私と石鹸の話。

去年の秋くらいからずっと石鹸作りに挑戦したいって思ってたんだけど、

海外の石鹼づくりの動画たくさん漁ってるだけでまだ出来ていない。

 

私が挑戦してみたいのは、カップケーキみたいな可愛いデザインと香りにこだわりぬいた石鹸づくり。初心者にはレベル高いかもしれないけど、絶対作るの楽しいやつ。

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実はいうと、東急ハンズで買った透明の固形の石鹸をレンジで温めて溶かして、着色料とアロマ精油を入れてハートの型に流し込んで固めて作る、っていうのはもう既にやっている。

プロセスだけでいうと、板チョコ溶かして固めて作るバレンタインチョコの作り方とすごい似てた。でもこんな中学時代のバレンタインのビターな失恋を思い出すような生ぬるいやり方じゃ私は満足できないの(笑)

 

どうやら、「苛性ソーダ」をお好みの精油とミキサーで混ぜるのが本格的な作り方らしい。でもその苛性ソーダは手に触れると火傷してしまう為、劇薬扱いされていて、普通のドラッグストアでは販売していない。販売していたとしても入手するのに身分証とハンコが必要らしい。

仕事終わりのくたくたの状態でそんな入手困難なものを、渋谷のドラッグストアで探すのも結構労力使うので、週末のハロウィンワークショップに申し込むことにした。

コテージみたいなワークショップでやるのかな~って期待しながら、一時間半かけて私は場所に向かった。

到着した瞬間、人見知りレーダーが発動。

ちょっと年齢層高めの、絶対常連客であろうマダムたちがキャッキャしながら既に作業を始めていた。

「これは・・・とても、とても、入りづらい。入ったら絶対浮く。」

立ちすくむ間もなく、私は逃げるように帰宅。

 

あの時、あの輪の中に飛び込んでいたら、すごい可愛い石鹸が作れていたかもしれない。挑戦する前にビビッて逃げるのはもうやめよう、って人生で何回も後悔してきたのに。趣味に年齢は関係ないし、他人にどう思われようが気にしても損しかないって思ってたのに。だけど今でもあの輪に入るのは無理かもしれない。

 

趣味がないことが恥ずかしくて、せっかくやりたかった石鹼づくりは一旦諦めることにした。

別のワークショップに行こうとも思ったけど、平均的に軽く5000円超えるレッスンが多い。5000円で続くかもわからない、小さい石鹸づくりに投資するのもなんだか気が引ける。結構頑張って色々調べたのにな。

ということで悔しさのあまり、LUSHでめっちゃいい香りのボディーソープを買いました。

 

おかげ様で、愛用しています、ラッシュ。

すごい長持ちしてめちゃめちゃ香りがいい。

シャワー終わりの私に近づいてみ?飛ぶぞ。

私にお勧めしてくれた販売員さんありがとう♡

 

今の私は、背伸びするよりも、身近で手に入れられるちょっとした贅沢品で十分なのかもしれない、って思うようにした。

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